私はMIDIデータもProToolsでエディットしています。
たぶん、MIDIシーケンサーを使いたおしている人からみれば、「なんで?」「使いにくい」と思うでしょう。
なぜなのか自分も深く考えた事がなかったのですが、PT6.7の新機能としてタイムベース管理に「サンプル」と「ティック」という2つの選択が出来るようになって、ふと気がつきました。
まず、このタイムベースを選べる機能は何をするものかといいますと、6.7以前のPTは、MIDIのテンポチェンジ情報によって、オーディオのリージョンタイミングを変更(追従)させる事は出来ませんでした。
これは、PTのオーディオリージョンの扱いが、タイムベースの「サンプル単位による管理」により、時間軸の決まった位置から動かないようになってたのです。
これに対し、MIDIデータはテンポチェンジ情報に追従します。(あたりまえです)これは、タイムベースがティック管理による為です。
PT6.7のオーディオトラックでは、この2つの管理方法を選択出来るようになり、オーディオをティックで管理させ、テンポチェンジを書くとその間隔にリージョンが追従するようになりました。
で、気がついた事が一つ、一般的なMIDIシーケンサーでテンポ情報を書いた時、ピアノロールで見れる見た目の変化はありません。つまり、テンポがいくつになろうが、シーケンサーのグリットの幅で見える訳です。
ところが!!
ProToolsのMIDIの見た目はテンポが遅くなると伸びるのです!!
逆にオーディオを扱えるMIDIシーケンサーでテンポを遅くするとオーディオリージョンの見た目が伸びるのです!!
私はこれが気持ち悪くてMIDIシーケンサーが使えないと自覚しました。(笑)
結局どういう事かというと、
「ProToolsはオーディオを扱う事から始まり、MIDIを統合した時間軸ベース」
「ロジック、デジタルパフォーマーなどはMIDIを扱う事から始まり、オーディオを統合したティックベース」
それぞれ、基準とするものが違うのです。
時間軸であるムービーなど映像作品にSEやBGMを合わせミックスするMA作業を主にしてきた私にとって、時間軸の見た目が変化すると、頭が混乱してしまいます。
音楽は映像に合わせて作られる事よりも、作曲家が頭に思い描いたメロディーを一番気持ちいいテンポで鳴らし、展開を考えた結果、その曲の長さ(時間)になる事の方が多い訳で・・・・
音楽は時間を忘れさせてくれるということなのか。
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